雑草の恵み!「すべりひゆ」の食べ方と活用方法 | 自然食材の魅力を探る

 すべりひゆの食べ方

すべりひゆ
はじめに:

自然界には、我々が気づかないままに多くの宝物が存在しています。その中でも、「すべりひゆ」という雑草は、意外な食材や活用法があることをご存知でしょうか。本記事では、すべりひゆの食べ方や万能な活用法についてご紹介します。


すべりひゆとは?

すべりひゆ(滑りひゆ)は、日本各地の水田や湿地帯、道端で見かけることができる一種の雑草です。その鮮やかな緑色が特徴で、その姿はどこかほのぼのとした印象を与えます。しかし、実はこのすべりひゆ、食卓にも上る優れた素材となるのです。


すべりひゆの食べ方

特に新芽の季節には、すべりひゆを収穫しましょう。根元をしっかりと摘み取るか、切り取ることで、美味しい部分を手に入れることができます。こちらでは、すべりひゆの代表的な食べ方をご紹介します。

収穫時期:7月~9月頃


生食:

すべりひゆは、少量でしたら、そのまま生で食べることが可能です。クリスピーな食感と微かな苦味が絶妙で、サラダの一部として活用したり、和え物にプラスしてみましょう。ただし、すべりひゆは少量のシュウ酸を含んでいますので、水にさらしたり(30分~1h)、熱湯で茹でることをおすすめします


おひたし:

塩ゆでしたすべりひゆを冷水で締めることで、苦味を程よく調整しながら楽しむことができます。ポン酢やごまだれと組み合わせて、おひたしとして楽しんでみましょう。


天ぷら:

すべりひゆをサクサクの衣で揚げると、香ばしさと食感を楽しめる一品となります。天つゆや塩を添えて、美味しさを引き立てましょう。


炒め物:
すべりひゆ

少しだけ酸味がありますが、ほとんど癖がなく、美味しく食べられました。
  1. 根を切り除いて水に30分~1時間さらします
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくで炒めて香りを出します
  3. すべりひゆを入れてしんなりしたら、酒と塩胡椒で味を調整して完成。


すべりひゆの万能な活用方法

食材としてだけでなく、すべりひゆは他にもさまざまな使い道があります。


健康ドリンクやスムージー:

すべりひゆを野菜ジュースやスムージーにプラスすることで、栄養価をアップさせることができます。その微かな苦味が、飲み物に深みを与えます。


保存食のアクセント:

塩漬けにしたすべりひゆは、保存食として重宝します。塩の風味が苦味を引き立て、料理に新たな風味をプラスします。


料理の彩りに:

すべりひゆの鮮やかな緑色は、料理の見た目を引き立てます。和え物やサラダ、盛り付けにぜひ活用してみてください。

すべりひゆの魅力

スベリヒユの薬効と中国の別名

中国ではスベリヒユは「長命菜,長寿菜」とも呼ばれ、日本の古文書からもその薬効が伺えます。スベリヒユは利尿や解毒、腫れの消退、解熱効果があり、血便や血尿、盲腸炎、できものにも効果があるとされています。また、外用薬としても、あせもや湿疹の子供の湯浴にも効果的とされています。


栄養成分の豊富さ

生のスベリヒユには、たんぱく質、糖質、繊維、灰分、ビタミンAやCなどが豊富に含まれています。一方、乾燥したものには、たんぱく質、脂質、糖質、繊維、灰分、ビタミンB1やB2などの成分が著しく増加しています。


スベリヒユの縁起物としての食べ方

スベリヒユは雑草でありながら、冬期保存食や正月料理として食べられることがあります。これは、縁起物として、暑い季節に一面に繁茂する生命力を取り入れたいという願いを「ひょっ(ひょう)として・・」の語呂で表現し、年頭の祈りと結びつけているためです。

まとめ:

すべりひゆは、見過ごされがちな雑草ですが、食卓に取り入れることで新たな食の世界が広がります。7月~9月頃に収穫して、その独特な風味と食感を楽しんでみましょう。自然の恩恵を感じつつ、料理を豊かに彩りましょう。